レンツ・モーザー社も、1000年以上も前にクレムス修道士が建てたといわれるワインセラーを所有しています。ローレンドルフ村以外にもマイルベルク(北部、チェコ国境付近)、ブルゲンラント(東部、ハンガリー国境付近)にぶどう園を所有しています。

1140年にぶどうが植えられたマイルベルグのマルタ騎士団の農園では、現在もグリューナー・フェルトリーナとカベルネ・ソーヴィニヨンを栽培しています。レンツ・モーザー3世が考案したハイカルチャー方式(高垣式)のぶどう栽培法は最小限の労働力で、良質のぶどうが収穫できることから、今や他国のワイン産地でも採り入れられています。同社は古い歴史を持つセラーを所有するなど伝統を重んじる一方で、最新鋭の設備を導入し、厳格なワイン法の下で、高品質のワイン造りをおこなっています。また、同社は環境保護に配慮したワイン造りを推進しています。