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[ワイン用語]
Q1 白ワインには甘口とか辛口と書いてあるのに、赤ワインには何故「ボディ」と書いてあるのですが?
Q2 赤ワインの説明に使われる「ライトボディ」「ミディアムボディ」「フルボディ」とは何のことですか?
Q3 レストランなどで耳にする「ヴィンテージ」とはどんな意味ですか?
Q4 ワインの香りを表現するときに使う「アロマ」と「ブーケ」はどんな意味ですか?
Q5 「テーブルワイン」とは、どういうモノですか。ワインのラベルに「ターフェルワイン」と書いてあったのですが、どういうワインなのでしょう。
Q6 ドメーヌやネゴシアンとは何ですか?
Q1 白ワインには甘口とか辛口と書いてあるのに、赤ワインには何故「ボディ」と書いてあるのですが?
A1 白ワインで糖分を含んでいるものが甘口です。やや辛口、辛口になるにつれ糖分が少なくなっていきます。
赤ワインでは甘口のものは殆どなく、通常全て辛口なので、甘口、辛口の記述はあまり見られません。
「ボディ」についてはQ2をご参照下さい。
Q2 赤ワインの説明に使われる「ライトボディ」「ミディアムボディ」「フルボディ」とは何のことですか?
A2 赤ワインには「ボディ」という表現が使われます。これはワインの「コク」のこと。「コク」の少ない順から「ライトボディ」「ミディアムボディ」「フルボディ」と表します。アルコール分、醸造方法、熟成の度合いなどによってボディが違ってきます。「ライトボディ」はフレッシュで若々しい香り、フルーティーな味わいが特徴です。ポリフェノールやタンニンなどの渋みの多いもの、コクのあるものを「フルボディ」といいます。ライトボディは数年間の長期保存はできませんが、フルボディは保存環境が良ければ長期間の保存も可能です。
Q3 レストランなどで耳にする「ヴィンテージ」とはどんな意味ですか?
A3 ヴィンテージとは、ブドウ収穫年のことです。ラベルには年号で表記され、その年に収穫されたブドウで作られたワインであることを意味します。また、特に優良なブドウ ができた年をヴィンテージ・イヤーといい、そのワインをヴィンテージワインと呼ぶ場合もあります。
Q4 ワインの香りを表現するときに使う「アロマ」と「ブーケ」はどんな意味ですか?
A4 ワインの香りには、そのブドウが本来持っている香りであるアロマと呼ばれるものと、樽や瓶で熟成して生まれたブーケとがあります。アロマはギリシャ語のアローム(香り)、ブーケはフランス語の花束に由来します。アロマとブーケはバニラや花、木の実のほかに蜂蜜などさまざまな香りで表されます。
Q5 「テーブルワイン」とは、どういうモノですか。ワインのラベルに「ターフェルワイン」と書いてあったのですが、どういうワインなのでしょう。
A5 日常消費用のワインのことです。フランス語では「ヴァン・ド・ターブル」、イタリア語では「ヴィーノ・ダ・ターヴォラ」、ドイツやオーストリアでは「ターフェルワイン」と呼ばれています。また、「テーブルワイン」に対して「原産地統制名称ワイン」とか「生産地限定格付けワイン」と呼ばれるものがあり、ラベルに産地名や村名、畑名などが記載されています。フランスやドイツなどでは「ワイン法」が定められていて、ブドウの産地や品種など、その規定を満たしていないと産地を名のることはできず、その規格に該当しないワインがテーブルワインと表示されます。
生産量が多く低価格、フレッシュでフルーティーな味わいが特徴です。飲み頃を早く迎え、長期保存しても瓶内で熟成して味が良くなることはありません。
Q6 ドメーヌやネゴシアンとは何ですか?
A6 ネゴシアン(Negociant)とは、ワイン商のことで英語ではシッパー(Shipper)と呼ばれています。フランスでは、ワインはほとんど生産者→仲買人→ネゴシアン→小売店→消費者という経路をたどります。 ネゴシアンは、生産地の大手輸出業者が主で、彼等はワインの樽詰品と瓶詰品を購入します。樽詰品は、それを用いてネゴシアン自社でブレンドし、さらに樽熟成・瓶熟成をさせてから輸出や国内販売をします。このようなワインは、ネゴシアン独自の名称で販売されています。また、瓶詰ワインの場合は、ブドウ園所有者が、自分のブドウ園内の酒蔵で瓶詰めしたもので、ボルドーワインでは、Mis en bouteille au Chateau 又は、Mis au Chateauと表示します。ブルゴーニュでは、Mis en bouteille au Domaine、Mis au Domaineと表示しています。このドメーヌ(Domaine)は、本来は領地、所有という意味ですが、ブドウ畑の所有者が、栽培から醸造、瓶詰めまで作業を一貫して行っていることを表しています。
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[ラベルの情報・ワイン法]
Q1 ワインの裏ラベルにアルコール分「14%未満」とか「15%未満」と書かれていますが、実際は何%ですか?
Q2 「フランスのAOCワイン」ってどういう意味ですか?
Q3 フランス以外の国でも「AOC」のような法律や生産地表示はありますか?
Q4 カリフォルニアワインの分類について教えて下さい。
Q1 ワインの裏ラベルにアルコール分「14%未満」とか「15%未満」と書かれていますが、実際は何%ですか?
A1 10〜13%くらいのものが多いようです。(日本の酒税法に則って表記しています。)
Q2 「フランスのAOCワイン」ってどういう意味ですか?
A2 フランスでは1930年代に劣悪なワインの過剰生産、偽物ワインや不正取引を防ぐために「原産地統制名称(AOC)法」が作られました。ラベルにAppellation d'Origine Controleeと書かれているもの(AOCワイン)は、生産地域の他、ブドウ品種、醸造法、栽培法などが規制されており、国立原産地名称研究所(INAO)の検査をパスした高品質ワインです。
Q3 「フランス以外の国でも「AOC」のような法律や生産地表示はありますか?
A3 ワイン法は色々な国で定められています。ワイン法の基準に合格し生産地表示をできるワインには、ドイツでは「QbA」「QmP」、イタリアでは「DOC」「DOCG」、スペインでは「DO」「DOC」と表示しています。詳しくは「ワインコム」(http://www.mercian.co.jp/enjoy/winecom.html)のコーナーをご覧下さい。
Q4 カリフォルニアワインの分類について教えて下さい。
A4
カリフォルニアはヨーロッパなどのように年によって気候の差が大きい地域ではなく、海流の影響で比較的安定した気候条件の地域です。カリフォルニアワインでヴィンテージによって失敗するといった大きな違いがあるものは少ないと思います。また、ラベル表示でも判断できます。カリフォルニアワインの場合、次のように大きく3つのカテゴリーに分かれています。
1. ジェネリック・ワイン(Generic Wine)
日常テーブルワインとして、ヨーロッパの有名産地名、例えば、「シャブリ」「モーゼル」「バーガンディ(ブルコーニュの英語読み)」といった名称を表示したもの、ワインの色だけを表示したワインです。このような有名産地名が表示されていても、ヨーロッパその地のワインとは全く違うもので、国内消費用に造られたワインです。
2. ヴァラエタル・ワイン(Varietal Wine)
原料用ブドウ品種をラベルに記載したもの。
3. プロプライアタリー・ワイン(Proprietary Wine)
製造したワイナリー独自のブランド名、生産者名を表示したもの。ワインと価格が合ったものを見分ける方法として、優良なワイナリー名をいくつか覚えておくと良いでしょう。カリフォルニアワインでは、当社としては「マーカム」「ロバート・モンダヴィ」のワインをおすすめします。
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[ヌーヴォー・新酒]
Q1 「ヌーヴォー」というのはボージョレだけなのでしょうか?
Q2 「ボージョレ・ヌーヴォーの解禁日はいつですか?ワイン工場から出荷する日も、日本での発売日もすべて決められているのですか?
Q3 ボージョレ・ヌーヴォーの解禁日はどのように決められたのですか?
Q4 ボージョレ・ヌーヴォー以外のワインも解禁日はあるのですか?
Q5 ボージョレ・ヌーヴォーの製法について教えて下さい。
Q6 ボージョレには白ワインは無いのでしょうか?
Q7 ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォーとは何ですか?
Q1 「ヌーヴォー」というのはボージョレだけなのでしょうか?
A1 「ヌーヴォー」はフランス語で「新酒」という意味で、ボージョレ地区以外でもフランスでは「ヌーヴォー」として、何種類か決まったワインを販売することができます。
Q2 ボージョレ・ヌーヴォーの解禁日はいつですか?ワイン工場から出荷する日も、日本での発売日もすべて決められているのですか?
A2 フランスのワイン法でボージョレ・ヌーヴォーは11月の第3木曜日に解禁と決められており、それ以前にお客様に販売することはできません。この解禁日は、『今年も良いブドウが作られ、その年のブドウを一番早くワインで楽しむことができることをお祭りのように楽しむ』という伝統が、現在にも継承されているようです。全世界で同一日で、日本では時差の関係でヨーロッパより10時間近く早く飲めます。工場出荷日は解禁日よりも数日前になりますが、決められていません。
Q3 ボージョレ・ヌーヴォーの解禁日はどのように決められたのですか?
A3 通常、フランスワインの出荷は12月15日からなのですが、A.O.C.プリムール(ヌーヴォー)の場合は、INAO(国立原産地名称研究所)の検査で合格すれば、1ヶ月早い11月15日には出荷可能ということになりました。ところが、11月15日は、ブルゴーニュのオスピス・ド・ボーヌのオークション(第3日曜日)と重なってしまうことがあるため、それを避けて出荷をスムーズに行えるように、10数年前から11月の第3木曜日となりました。
Q4 ボージョレ・ヌーヴォー以外のワインも解禁日はあるのですか?
A4 イタリアの新酒「ヴィーノ・ノヴェッロ」の解禁日は11月6日に決められています。
Q5 ボージョレ・ヌーヴォーの製法について教えて下さい。
A5 フランスのボージョレ地区で、ガメイ種を原料に作られています。マセラシオン・カルボニック法という醸造技術で造られています。大きな密閉ステンレスタンクに、収穫した黒ブドウを破砕せずに詰め、炭酸ガス気流中に数日置く方法で、フルーティーで若いうちに楽しむことができます。
Q6 ボージョレには白ワインは無いのでしょうか?
A6 ボージョレ、ボージョレ・ヴィラージュには白ワインがあります。「ボージョレ」というのはフランスのブルゴーニュ地方最南端に位置する地区の名前です。ボージョレ地区では、赤ワイン用のブドウ、ガメイ種を主に栽培しており、赤ワインの生産がほとんどですが白ワイン、ロゼワインもほんの少し(生産量の約1%くらい)生産しています。当社では残念ながら輸入しておりません。また秋の風物詩でもある新酒の「ボージョレ・ヌーヴォー」「ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー」には、白ワインはありません。
Q7 ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォーとは何ですか?
A6 ボージョレ・ヴィラージュはボージョレ地区の北部に位置し、指定された39のヴィラージュ(村)から産出されたワインに適用される名称です。ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォーは、通常のボージョレ・ヌーヴォーよりワンランク上のワインで、フルーティーな香りと味わいがより際立っています。
地図
ブルゴーニュ・ボージョレ地区
ボージョレ・ヴィラージュ
ボージョレ
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[シャンパン・スパークリングワイン]
Q1 スパークリングワインとはどのようなものですか。「シャンパン」とはどのように違うのでしょうか。
A1 「シャンパン」と呼ばれるワインはワイン法によって定められています。フランスのシャンパーニュ地方の限定された地区で収穫されたブドウをシャンパン法という方法で醸造、貯蔵した発泡性ワインのみを「シャンパン」といいます。この他の発泡性のワインを総称して「スパークリングワイン」といいます。イタリアのスパークリングワインを「スプマンテ」、ドイツは「ゼクト」、スペインは「カバ」、また、フランスでシャンパーニュ地方以外のスパークリングワインを「ヴァン・ムスー」と呼びます。
[その他のワイン]
Q1 貴腐ワインについて教えて下さい。
A1 貴腐ワインとは、貴腐菌と呼ばれるカビの一種が付着したブドウを原料に発酵した極甘口のワインをいいます。カビは増殖するために水分を必要としますので、ブドウに貴腐菌が生えるとブドウの粒の水分が減少し、甘味が増して行きます。水分が無くなるので少ししなびて見えます。この貴腐菌のついた貴腐ブドウを原料に使い、ワインを作ると極甘口の貴腐ワインが出来ます。貴腐菌はボトリティス・シネレアと呼ばれる糸状菌というカビの一種で、ブドウの粒が成熟する前に付着すると病気になります。9月以降のブドウが成熟する時期に湿度の高い気候になると貴腐菌が生えてきます。醸造方法は通常のワインと同じですが、ワイン中ではカビは増殖できませんので、貴腐ワインの中には貴腐菌はありません。
フランスのソーテルヌ、ドイツのトロッケンベーレンアウスレーゼ、ハンガリーのトカイワインが世界三大貴腐ワインと呼ばれるもので、メルシャンではドゥルト社のソーテルヌ、フンガロビン社のトカイワインを輸入しています。白ワインとしては少し色が濃く、品の良い甘味が口の中に広がります。アイスクリームやフルーツケーキなどと一緒にお楽しみ下さい。
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